社長のひとりごと

京阪電車に乗って「神宮丸太町」駅か「出町柳」駅かどちらで降りるかと
考えているうちに、終点の「出町柳」駅に着いてしまった。
今出川通りを東の方へ歩き、やっと百万遍京都大学にたどり着いたものの、
京大病院までは、東大路通りを南へ戻らなくてはならない。
かなり遠回りをしてしまった...。
10分あまり歩くと少し汗ばんできたが、普段運動不足の私には心地よく思えたりもした。
病院の玄関で立ち止まり、東西南北と距離を確かめ、北病棟に検査入院をしている
姉を見舞った。
この大きな病院の若き優秀な主治医と出会うまでの月日もまた遠回りで長かったけれど
一日も早い治療開始を願っている。
病室の窓から冬の東山を眺めながら、
「夜はよく眠れるの?」と尋ねると、
「よく眠れる。検査中でも寝ていることがある^^;」とのこと。
「学生の頃、勉強しているかと思ったら居眠りしていてよくお母さんに叱られた」と
姉は笑う。
年末には家に帰れるかな...。
お見舞いタイム終了のメロディが流れ、近道の「神宮丸太町」から電車に乗った。